【40代メンズ向け】保湿スキンケアの正しいやり方！3つのポイント「成分・順番・組み合わせ」

40代は肌質が急激に変化し、テカリやシワ、シミなどに悩み始める時期です。

自己流で間違った保湿スキンケアをしてしまうと、肌の状態が悪化してしまうことがあるので注意が必要です。

しかし、40代メンズの皆さんは「どの化粧水を使えばいいかわからない」「使い方や使う順番が分からない」などの悩みを抱えている方が多いですよね。

安心してください、これまでスキンケアをしたことがないという40代メンズの方に向け、イラストや写真を使って分かりやすく解説します！

この記事ではこんな悩みを解決できます

肌が若々しく健やかになると、自分に自信が持てます！

正しい保湿スキンケアをマスターして、周囲と差をつけましょう！

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化粧水・美容液・乳液の違い

40代メンズが最初につまづくのが「化粧水・美容液・乳液の違いがわからない」だと思います。

このサイトでは、基本の「き」から丁寧に説明します。

化粧水・美容液・乳液とは

まずは化粧水、美容液、乳液のイメージをとらえてみましょう。

皆さんの肌を鉢植えの土に例えると、
化粧水で「水」を与えて潤し、美容液で「栄養」を与えて元気にして、乳液で「フタ」をして乾燥を防ぐイメージです。

化粧水とは

化粧水の主な役割は、肌に潤いを与えるために、肌の表（角質層）への水分補給と水分保持を目的とします。

化粧水には、肌に水分を補給する成分（モイスチャー成分）や、肌を柔らかくして水分を保持する成分（エモリエント成分）が入っています。

肌が潤うことで、バリア機能の低下を抑え、肌トラブルを防ぐことにもつながります。

化粧水だけではすぐに蒸発してしまうので、乳液で水分を閉じ込める必要があります。

美容液とは

美容液は、シワや毛穴などの特定の悩みに効く成分が高濃度で配合されており、悩みに応じた効果に特化しているのが特徴です。

化粧水や乳液が守りのスキンケア商品だとしたら、美容液は攻めのスキンケア商品です。

若いうちは、化粧水や乳液だけでも十分ですが、40代メンズは肌が衰える早さにスキンケアが追い付かずジリ貧状態です。

美容液を使った攻めのスキンケアをしないと、肌の悩みはなかなか解決しません。

肌の悩みに応じた美容液を使用することで、若々しく健康的な素肌に近づきやすくなります。

乳液とは

乳液の主な役割は、肌の表面に薄い膜を張って水分の蒸発を防ぐフタのようなものです。

40代男性は皮脂が多いので「ベタつくから化粧水の後に何も塗らない」という方が多いのではないでしょうか。

実は、脂がべたつきやすい人こそ乳液が必要です。肌の水分をしっかりと閉じ込め、乾燥を防ぐことで過剰な皮脂分泌を抑えることができます。

保湿スキンケアの順番と正しい使い方

保湿スキンケアの正しい順番

基本の順番は、洗顔→化粧水→美容液→乳液→日焼け止めの順番です。
（洗顔方法はこちらのページ）

化粧水で肌に潤いを与え、美容液で美容成分を肌に浸透させ、乳液でフタをするイメージです。

例外はありますが、簡単な覚え方としては「水っぽいものから先に使う」と思っておけばよいでしょう。

美容液の種類によっては、化粧水の前に使うものや、乳液の後に使うものがあるので、商品の使用方法をよく読んでから使ってください。

化粧水の正しい使い方

美容液の正しい使い方

乳液の正しい使い方

保湿スキンケアの手順は以上です。
一見難しそうですが、化粧水も美容液も乳液も、適量をとって優しく付けることを意識すればOKです。

正しいスキンケア商品の選び方

保湿スキンケアは朝と夜で使い分ける

朝の保湿スキンケアの目的

朝のスキンケアは、日中の刺激から肌を守ることや、若々しく健やかな肌に見せることを主な目的とします。

紫外線から肌を守るビタミンCが配合された商品がオススメです。また、油分が多いものを避け、ジェルタイプの乳液などを使うとテカリを押さえられます。

夜のスキンケアの目的

夜のスキンケアは、日中受けたダメージを癒すこと、寝ている間の乾燥を防ぐことを目的とします。

ターンオーバーを促すレチノールや、悩みに応じた美容液を使うとよいでしょう。

また、夜の保湿スキンケアの後は寝るだけなので、ベタつきを気にする必要がありません。

セラミドなどが配合された乳液などで、朝よりもしっかりと保湿しましょう。

肌の悩みに合うスキンケア成分を選ぶ

あなたが悩んでいる「悩み」タブをクリックして詳細を見てください。（肌タイプについてはこちらのページ）

スキンケア商品は組み合わせが大事

スキンケア商品の組み合わせのバリエーションはとても複雑です。

最適な組み合わせを見つけるには、スキンケア初心者の40代メンズにはハードルが高すぎます。

そこで私がオススメする、保湿スキンケア商品の組み合わせを紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

おすすめの組み合わせ

テカりやすく、シミやシワで悩んでいる40代男性向けの組み合わせ例を考えてみました。
継続しやすいようコスパも重視しています。これ全部をそろえても1か月あたり3,000円程度です。

朝の保湿スキンケア

	化粧水	美容液	乳液
商品名	白潤プレミアム®	ダーマレーザーウルセラC	キュレル皮脂トラブルケア保湿ジェル
特徴的な成分	ホワイトトラネキサム酸TM※1 ナノ化ヒアルロン酸※2	4種類のビタミンC※4 ナイアシンアミド	アラントイン ノンオイリー処方
期待効果	シミの初期段階をストップ 2種のヒアルロン酸（うるおい成分） でしっかり保湿	全方位の毛穴悩みに対応	傷んだ皮膚の修復を促し ノンオイリーでべたつかない
メーカー	ロート製薬	クオリティファースト	花王
容量	170mL	30mL	120mL
価格 （価格/月※3※5）	990円 （330円/月）	2,200円 （733円/月）	1,980円 （660円/月）
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※1美白有効成分トラネキサム酸※2加水分解ヒアルロン酸（うるおい成分）※3使用期間3か月で計算※4※2アスコルビルグルコシド、アスコルビン酸、パルミチン酸アスコルビルリン酸３Ｎａ、リン酸アスコルビルＭｇ（全て整肌成分）※4パルミチン酸アスコルビルリン酸３Ｎａ※5※時期により価格は変動します

例えば、ファンケル 無添加ホワイトニング　透明美白1ヵ月集中キット【美容液付き】なら、1,800円（税込み）で始められるので初期投資をグッと抑えられます。

みずみずしい使い心地で朝のスキンケアにおすすめです。

まずは一歩踏み出して、保湿スキンケアを始めるのが大事です。スキンケアは始めるのが早ければ早いほど効果的ですよ。

夜の保湿スキンケア

	化粧水	美容液	乳液
商品名	極潤エイジングケア®	ダーマレーザーウルセラR	ケアセラ APフェイス＆ボディ乳液
特徴的な成分	ナイアシンアミド 3種のヒアルロン酸※1	パルミチン酸レチノール ナイアシンアミド	8種の天然型セラミド※4
期待効果	シワ改善・シミ対策※2を同時に行い 保湿もしっかり	エイジングの5大悩み※3に 本格的に挑む美容液	うるおいを与えて 肌のバリア機能を補う
メーカー	ロート製薬	クオリティファースト	ロート製薬
容量	170mL	30mL	200mL
価格 （価格/月※5※6）	973円 （324円/月）	2,200円 （733円/月）	1,180円 （393円/月）
	商品を見る	商品を見る	商品を見る

※1ヒアルロン酸Na-2、加水分解ヒアルロン酸、アセチル化ヒアルロン酸ナトリウム※2メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ※3シワ、ハリ、シミくすみ、毛穴目立ち、乾燥※4セラミド1、セラミド2、セラミド3、セラミド6Ⅱ、セラミドEOS、カプロオイルフィトスフィンゴシン、カプロオイルスフィンゴシン、ジヒドロキシリグノセロイルフィトスフィンゴシン（うるおい成分）※53使用期間3か月で計算※６時期により価格は変動します

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シワ改善有効成分ナイアシンアミド配合で、シワに悩みがちな40代メンズにぴったりです。とろみのある使用感なので、べたつきが気になる方でも夜に使えば問題なし！

40代メンズこそ保湿スキンケアが必要な理由

40代男性の肌とは？

40代男性は、女性と比べて水分量が20%～30%少なく、皮脂量が2倍～3倍多いため、脂性肌や混合肌になりやすいのが特徴です。
（40代男性の肌質についてはこちらの記事で詳しく解説しています。）

テカテカでベタベタのイメージがありますが、意外にも女性より乾燥しています。

若く健康な肌は水分によって肌を保護しますが、４０代男性の肌は水分が少ないため、水分の代わりに皮脂で肌を保護しようとします。

そのため、テカテカだけど肌内部は乾燥している状態になってしまいます。

皮脂が多く、肌内部が乾燥している状態をインナードライと言います。

また、歳を重ねるにつれて、肌の生まれ変わりの周期（ターンオーバー）が長くなり、古い角質（死んだ肌細胞）が肌に残りやすくなります。

ターンオーバーの周期は、健康な20代では28日、40代では45日と言われています。

ターンオーバーの周期が長くなることで、肌がくすんで見えたり、毛穴が詰まりやすくなることで肌トラブルに見舞われ、若々しさから遠ざかってしまいます。

保湿スキンケアで、角質層に水分を与えたり、ターンオーバーを促すことができるので、保湿はとても大事なステップです。

40代男性の肌はダメージが多い

実は、女性と比べると男性の肌はダメージを受けていることが多いです。

日焼けによって受けるダメージ
肌の老化の原因の80%が紫外線によるものだと言われています。

ちなみに、紫外線による老化を「光老化（ひかりろうか）」と言います。

紫外線によって肌はダメージを受け、シミだけでなくシワの原因にもなります。

日焼け止めや日傘などの紫外線対策をしつつ、美白成分が配合されたスキンケアをすることが大事です。

紫外線対策についてはこちらのページで詳しく解説しています。

ヒゲを剃ることで受けるダメージ
ひげを剃ると、カミソリによって肌表面に目には見えない無数の傷ができてしまいます。

その傷が原因で、肌荒れやシミ・シワにつながってしまう恐れがあります。

それにもかかわらず、男性は肌のケアをしていない方が多くいます。ダメージを軽減したり、癒すためにも保湿スキンケアは重要です。

40代男性の３人に１人はスキンケアを始めている

４０代男性の約35%、3人に1人がスキンケアをしているというデータがあります。

オンライン会議などで自分の顔を客観視する機会が増えたり、マスクを外すときに顔を見られる意識が高まることが要因の一つかもしれません。

30代や20代のデータではさらに割合が増えるので、今後スキンケアをする男性は増加していくことが予測できます。

また、女性からの意見「男性がやっていたら印象が良くなるお手入れ」では、スキンケアが44.4%と高得点となっています。

女性は10代のころからスキンケアを始めている人が多く、肌に対してとても敏感です。

あなたの肌も見られていると思ったほうが良いでしょう。

よくある質問

男性用と女性用の違いは？

男性と女性では肌質が異なるため、スキンケア商品に求めるニーズが異なります。

その為ためメーカー側もニーズに合わせて男性用と女性用でスキンケア商品を分けています。主な違いは以下のとおりです。

男性用スキンケア商品の主な特徴

女性用スキンケア商品の主な特徴

もちろん世の中には、カサカサの男性もいますし、オイリーな女性もいます。

大事なのは、性差に関係なく自分の肌質に合ったものを使用することです。

男性が女性用を使用しても問題はありませんが、それが肌質に合っていない場合は、効果が出ないどころか、肌トラブルを引き起こしかねないので注意しましょう。（肌質についての詳細はこちらのページで解説しています）

例えば、カサカサ肌の奥さんのスキンケア商品を、ベタベタ肌の男性が使用した場合、肌の油分が多くなりすぎて、テカリが悪化し、ニキビが増えたり毛穴が目立ってしまう可能性があります。

また、男性用はメントールやアルコールなどを多く配合して、スースーする「さっぱり感」を売りにしたものが多く発売されています。

メントールやアルコールは肌に刺激となることもあるので、敏感肌の方は注意が必要です。

オールインワンではダメなの？

オールインワンのスキンケア商品とは化粧水や乳液などの成分を1本にまとめたスキンケア商品のことを指します。

短時間で済ませられるメリットがある一方で、良くも悪くも平均的な成分の組み合わせとなり、自分の肌に効率よく効果を発揮しにくいデメリットがあります。

忙しい朝はオールインワンを使い、夜はしっかりとケアするために、化粧水・美容液・乳液を使うといったように、メリットデメリットを理解して、自分に合うものを使うとよいでしょう。

まとめ

スキンケアは予防が主な目的と言うことを理解しましょう。

スキンケアによって肌の状態が良くなることは事実ですが、40代メンズの皆さんは、すでにシミやシワができてしまっている方も多いと思います。

できてしまったシミやシワは、スキンケアで改善するのはとても難しいです。できてしまったシミやシワは美容皮膚科に相談してみましょう。

とにかくすぐにスキンケアを始めたい方は、お試しキットなら、必要なものがすべて揃っているので、初心者でも安心です。

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